東映アニメーションは8月8日、自社コンテンツのビデオオンデマンド(VOD)配信を拡大すると発表した。当初はソフトバンクグループの「BBTV」やJ:COMらVOD業者約15社と配信契約を結び、本年度は約40タイトル・1200話を配信する予定。
同社は4年前からネット配信を始め、PC向け定額制の「東映アニメBB」などを展開してきた。ブロードバンドの普及で環境が整ったとして事業を拡大する。
新サービスは「東映アニメBBプレミアム」。1話100円からの従量課金とするが、パック料金も用意する。まずBBTVやJ:COMのほか、NTTコミュニケーションズの「OCNシアター」、ぷららネットワークスの「4th MEDIA」などに配信。「楽天ダウンロード」ではダウンロード形式による配信も行う。
当初のラインアップは「北斗の拳」「スラムダンク」「銀河鉄道999」「キャプテンハーロック」「おジャ魔女どれみ」など。過去作品に加え、ネットで先行配信する新作の製作も計画している。新事業で2007年度に売上高約6億円、2008年度に約10億円を見込む。
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