米comScore Networkの報告によると、米国内のインターネット利用者のうち54%がニュース配信サイトを利用しており、ニュースソースとしてインターネットに依存している人が多いことが明らかになった。また、ニュースサイトの訪問者には高所得者の比率が高いことも分かった。
2006年6月に実施されたこの調査によると、米国内でサイト訪問者数が最も多かったニュース配信サイトはYahoo! Newsで、訪問者数の33%を占める約3120万人が利用、2位以下はMSNBCの25%、AOL Newsの22%、CNNの21%と続く。また全世界で見てもYahoo! Newsが首位で、24%が利用。以下、2位のCNN(10%)、MSNBC(9%)、163.com News(9%)と続く。
また、ニュースサイトの訪問者のうち58%が年収6万ドル以上で、平均よりも年収が高いことも分かった。年収が10万ドル以上と答えた人がニュースサイト訪問者の25%以上に上っており、平均より16%も多い。comScoreでは、「ニュースサイトの訪問者は、広告/マーケティングのよいターゲットとなる」としている。
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