航空機メーカー米Boeingは8月17日、機内ネットサービス「Connexion by Boeing」を終了すると発表した。
同社は今後、同サービスの段階的廃止に向けて顧客と協力していくという。同サービス担当社員の多くは同社内でほかの仕事に就くことになる。
「6年間、時間とリソースと技術を投じてきたが、残念ながらこのサービスの市場は期待していたほど実現しなかった」とBoeingの会長兼社長兼CEOジム・マクナーニー氏は語っている。
Connexionの終了に関連する資産の評価損や契約の早期終了に伴う費用などに関して、Boeingは2006年下半期に最高3億2000万ドル(1株当たり26セント)の費用を計上する。しかしConnexionへの投資を打ち切ることで、2007年から1株15セントの利益が見込まれている。
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