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スーパーコンピュータの先駆け的存在、ウィリアム・ノリス氏死去

» 2006年08月26日 07時33分 公開
[ITmedia]

 米Control Data Corporation(CDC)の創業者/元CEOのウィリアム・ノリス氏が、パーキンソン病で8月21日に死去した。95歳。

 CDCは、スーパーコンピュータの先駆け的企業で、1960年代を通じて世界最速のコンピュータを作り続けた。1970年代に入って勢いを失ったが、一時は米IBMや米NCRと並び称されるコンピュータ企業だった。

 ノリス氏は1988年にCDCの会長兼CEOを退いた後、起業家支援のためのウィリアム・C・ノリス協会を設立。協会は現在、ミネソタ州の大学所属の機関となっている。

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