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オプトやMOVIDAら5社、ゲーム内広告に参入

» 2006年08月31日 20時02分 公開
[ITmedia]

 オプト、テクノブラッド、MOVIDA HOLDINGS、エーシー、電通ドットコムの5社は8月31日、オンラインゲーム内広告の企画販売を手掛ける新会社を設立した。テクノブラッド、MOVIDAの提携先パブリッシャーから媒体となるゲームを募集し、オプト、エーシー、電通グループの顧客に広告枠を販売する。初年度に売り上げ1億円が目標。

オプトの株価チャートオプトの株価チャート(1年:縦軸の単位は1000円)

 新会社は「アドバゲーミング」。資本金は1000万円で、オプトが38%、テクノブラッドが34%、MOVIDAが15%、エーシーが10%、電通ドットコムが3%を出資した。社長はオプトの高橋弘クリエイティブ本部長が兼任する。

 ゲーム内広告では、オンラインゲーム内に登場する場所やアイテムなどに企業の広告を表示させる。新会社では、広告枠をあらかじめ設けておく「ダイナミック広告」や、実際の商品などをゲーム内に登場させる「プロダクトプレースメント」といった手法に加え、オンラインとオフラインを連動した新しい広告手法を開発するとしている。

 ゲーム内広告事業は、サイバーエージェントも新会社を設立して参入する予定。

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