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ティーンエージャーに人気のWebサイト、IM関連からSNS関連にシフト

» 2006年10月13日 07時55分 公開
[ITmedia]

 米国のティーンエージャーに人気のWebサイトの顔ぶれが、3年間で様変わりしていることが、調査会社のNielsen//NetRatingsが10月11日に発表した調査で明らかになった。

 Nielsen//Netratingsは、ユニークビジター数に占めるティーンエージャー(12〜17歳)比率が高いサイトを、2003年9月と2006年9月とで比較した。2003年の調査では、上位10サイトのうち、1位のOriginalicons.comを含む3サイトがインスタントメッセージング(IM)用のアイコン作成サイトだったのに対し、2006年の調査では上位10位のうち9サイトが、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)か、SNS用に写真やレイアウトデザイン、歌詞などのツールを提供するサイトだった。

 また、この3年間で子供のネット利用時間が増加していることも判明。2〜11歳の子供の1カ月のネット利用時間は、2003年9月の6時間39分から、2006年9月には9時間24分に伸びた。12〜17歳についても同様で、2003年の21時間4分から、2006年には26時間48分に増加している。

 Nielsen//Netratingsは、2006年9月のサイト別のユニークビジター数統計も併せて発表した。サイト所有企業別に見ると、1位は米Microsoftで1億1680万ビジターを獲得、2位以下には米Yahoo!、米Time Warner傘下のAOL、米Google、米eBayが続く。サイトのブランド別に見ると、1位は1億570万ビジターを獲得したYahoo!で、2位はGoogle(9920万ビジター)、3位はMSN/Windows Live(9730ビジター)となっている。

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