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Intel決算、価格下落影響で減収減益

» 2006年10月18日 07時46分 公開
[ITmedia]

 米Intelが10月17日発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高が87億ドルで前年同期比12%の減収、純利益は13億ドル(1株当たり22セント)で、同35%の減益となった。ストックオプション経費の影響を除くと、純利益は前年同期比22%減の15億ドル(1株当たり27セント)となる。

 モバイル向け、サーバ向けプロセッサの出荷は好調で、マイクロプロセッサ全体の販売台数は季節パターンを上回る増加を見せたものの、引き続き厳しい価格競争の影響を受けて販売単価は下落。特に、デスクトップ向けプロセッサでの価格競争が厳しいという。また、第3四半期には1億ドル分の在庫償却を行ったとも発表した。

 第4四半期の売上高は91億〜97億ドルを予想している。

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