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Microsoft、月例パッチの一部不具合を修正

» 2006年10月20日 08時24分 公開
[ITmedia]

 Microsoftは10月19日、今月リリースした月例パッチのうち「MS06-061」に不具合があったとして、改定版をリリースした。対象となるのはWindows 2000 Service Pack 4のみ。

 同社公式ブログによれば、10日にリリースした「MS06-061」のパッチでは脆弱性に対する防御は提供されるが、Microsoft XML Parser 2.6のキルビットが正しく設定されなかった。改定版では正しく設定されるようになっている。

 改定版パッチを適用する必要があるのはWindows 2000のユーザー。それ以外のユーザーはインストールする必要はないという。

 「MS06-061」はMicrosoft XML Core Servicesの脆弱性とXSLTバッファオーバーランの脆弱性に対処した「緊急」レベルのパッチ。脆弱性を悪用されるとリモートからのコード実行や情報流出を招く恐れがある。

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