ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

Oracle、Linuxのサポート開始

» 2006年10月26日 11時25分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは10月25日、Linuxのサポートプログラム「Unbreakable Linux」を発表した。データベースやミドルウェア、アプリケーションなどと同様のエンタープライズクラスのサポートを、Linuxにも提供する。サポート価格は、Linuxディストリビューション大手のRed Hat Softwareのサポート価格を「大幅に下回る」という。

 Oracleによると、Red Hatが提供しているバグフィックスなどのサポートは、最新版のRed Hat Linuxのみに対応しているのに対し、OracleのUnbreakable Linuxプログラムでは、Linuxのすべてのバージョンに対してサポートを提供する。このため、バグを修正するために最新版へのアップデートを行う必要がないという。

 Unbreakable LinuxプログラムのサポートはすべてのLinuxユーザーを対象にしており、Oracleのソフトウェアを使用している必要はない。価格は、Enterprise Linux Network Supportが1システム当たり年間99ドル、Enterprise Linux Basic supportは2CPUシステム1台当たり年間399ドル、Enterprise Linux Premier Supportは2CPUシステム1台当たり年間1199ドル、などとなっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.