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自動車ドライバーのお財布事情は?

» 2006年10月30日 11時49分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 IRIコマース&テクノロジーは10月27日、自動車ドライバーを対象に、現金および電子マネーやクレジットカード決済について調査した「他人のサイフの中身が気になるアンケート」の結果を発表した。アンケートは自動車ニュースメディアResponse.の読者を対象に行ったもので、有効回答数は1714人、自動車所有率は97%となっている。

自動車ドライバー、所持金の平均は2万5490円

 自動車で外出する場合、財布の中に現金をどれくらい持っているかという問いに対しては、「1万〜1万9999円」が最も多く28.2%、次いで「2万〜2万9999円」23.3%、「3万〜3万9999円」20.4%、「4万円以上」13.4%、「1万円以下」14.8%となった。半数以上の人が1万円以上3万円未満現金を所持していることになる。

 年代が上がるにつれて所有金額は上がる傾向がある。10代、20代、30代では「1万〜1万9999円」、40代では「2万〜2万9999円」。50代以上では「4万円以上」と答える人が最も多い。特に50代以上で「4万円以上」と回答した人は3割以上に上る。

 クレジットカードで決済をする際、いくら以上であればカードを使うかについても尋ねている。「5000〜9999円」が23.9%と最も多く、次いで「1万〜1万4999円」23.3%、「2万円以上」19.3%、「1000〜1999円」11.1%、「3000〜3999円」10.4%と続く。

 1回あたりの利用平均額は1万3376円、2000円未満でクレジットカードを利用する人は全体の16.5%となっている。一方、電子マネーを利用しているユーザーの場合は2000円未満でクレジットカードを利用する層が22.6%おり、小額決済でもクレジットカードを使う比率が高くなっている。

10〜20代ドライバーのおサイフケータイ所有率は46.8%

 おサイフケータイについても尋ねている。おサイフケータイをすでに使っている人は全体の12%。10〜20代ドライバーでは、おサイフケータイ所有率は46.8%、実際に利用している人は16.1%となり、若い世代から浸透し始めていることが分かる。また、電子マネー利用者に限ると、おサイフケータイを利用している人は45.8%、興味があるがおサイフケータイを持っていない人が28.2%に上る。

 また、ガソリンスタンドブランドのクレジットカードについての設問では、「持っていない」が61.1%と最も多く、「1枚だけ持っている」と答えた人が31.6%、「複数枚持っている」が7.2%となっている。

 なお、本アンケートの詳細な結果は、10月31日に開催されるセミナー「拡大するロードサイド決済ビジネス」で公開される。セミナーの詳細、申し込みはこちらから。

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