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カシオ中間期は「EXILIM」「W41CA」などが好調、過去最高に

» 2006年11月01日 20時14分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機が11月1日発表した2006年9月中間期の連結決算は、純利益が前年同期比17.1%増の120億円になるなど、売上高、利益ともに中間期としては過去最高になった。デジタルカメラ「EXILIM」や携帯電話などが好調だった。

カシオ計算機の株価チャートカシオ計算機の株価チャート(1年:縦軸の単位は円)

 売上高は3006億円(前年同期比9.6%増)、営業利益は232億円(同17.6%増)、経常利益は203億円(同14.3%増)。

 エレクトロニクス機器事業の売上高は同16.3%増の2566億円、営業利益は同36.7%増の254億円。コンシューマー部門は、コンパクトで初の1000万画素CCDを搭載した「EX-Z1000」や海外展開の積極化で前期に続き好調に推移した。MNS部門は、薄型の「W41CA」など携帯電話端末の新製品がすべて好調になり、売上高は同33.7%増の868億円に拡大した。

 デジカメ、携帯電話が好調なため、通期の連結業績予想は上方修正する。売上高が6300億円(前回予想比100億円増)、経常利益が460億円(同10億円増)、純利益が275億円(同5億円増)。

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