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» 2006年11月10日 17時36分 公開

Vistaは「盤石」、Microsoft幹部が自信(2/2 ページ)

[Per Galli,eWEEK]
eWEEK
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 「VistaとWindows XP SP2を信頼できる指標で比べると、疑いなくVistaの方がかなり信頼性が高い」(オールチン氏)

 セキュリティ面では、Vistaは最初からMicrosoftのセキュアな開発ライフサイクルを通過した初のOSだ。つまり、コードが製品に取り入れられる前に、潜在的な脅威に対処できるように多数の規則と手続きを経たということだと同氏は言う。

 「このOSの品質には大きな自信を持っている。その理由はわれわれがエンジニアリングプロセスに投じた多大な努力、欠陥をスキャンする自動化されたツール、基盤アーキテクチャの改善に投じた時間、セキュリティへの対処の仕方にある。顧客はWindows Vistaを使えば、これまでよりも安全になるだろう」(同氏)

 Windows XP SP2はセキュリティにおける前進であり、オールチン氏が誇りを持っていたリリースだったが、Address Space Layout Randomization(ASLR)というバッファオーバーラン攻撃への新たな防御など、XP SP2ではできなかったことがある。この防御策はVistaに搭載されている。

 同氏は、7歳の息子が自分のマシンでVistaを走らせているが、このマシンはペアレンタルコントロールでロックダウンされており、ウイルス対策プログラムを実行していないと、個人的なエピソードを挟んだ。

 「わたしはこれに自信を持っている――素晴らしいメッセージだ。Windows XP SP2ではそうは言えなかった。それに、わたしは人々にウイルス対策ソフトを実行しないよう勧めてはいないが、息子のコンピュータはウイルス対策ソフトを搭載していない。このマシンは厳しくロックダウンされており、また息子は電子メールを使わないからだ」(同氏)

 オールチン氏はまた、1月末にMicrosoftを去ることも認めた。その後任にはこれまでOfficeチームのトップだったスティーブ・シノフスキー氏が就き、Windowsの将来版の計画について広範な責任を持ち、WindowsおよびWindows Live部門を率いる。

 オールチン氏は、Windowsチームが達成してきたすべてのことに「非常に誇りを持っている」と語り、品質とセキュリティの進歩にためにそれが忘れ去られないことを望んだ。

 ハードとアプリケーションの互換性の問題について、同氏は、Microsoftは開発サイクルを通してパートナーと協力し、数千のアプリケーションを社内でテストしてきたと語る。

 だが今、Vistaを中心としたエコシステムはフル回転し、互換性に関する残りの作業を完了させつつあると同氏は語り、この作業を行う期間は約10週間あると述べた。

 「Windows Vistaが1月にデビューするとき、購入してすぐに動く対応アプリケーション・ハードはWindows XPや2000のデビュー時よりも多いだろう。対応製品には、よく使われている数百種類のアプリケーションや、数万種類のデバイスドライバが含まれる」(同氏)

 Microsoftはまた、企業顧客がVistaの企業版と一緒にOffice 2007、Exchange 2007も導入すると見込んでいる。それにより、企業には「劇的な」セキュリティ、管理性、信頼性、生産性の改善がもたらされると同氏は話す。

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