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清水寺、世界初の「電子おみくじ」 2次元バーコードで

» 2006年11月16日 21時33分 公開
[ITmedia]
画像 八福神お守り

 古寺のおみくじもIT化──清水寺(京都市)は、お守りに印刷した2次元バーコードを携帯カメラで読み取り、おみくじサイトにアクセスして運勢を占える「八福神お守り(電子おみくじ付き)」を11月17日に発売する。1枚1000円。

 カード型(54×86ミリ)のお守りに、八福神(七福神に多福の象徴「於福」を加えたもの)のイラストを印刷。カメラ付き携帯でイラストを読み取ると、目では判別しにくい2次元バーコードを識別し、おみくじサイトのURLに接続する。

 サイトで1〜9までの数字から1つを選ぶと、清水寺のおみくじと同じ内容の「大吉」「吉」「凶」などの運勢と、「縁談」「待ち人」など本文が表示される。

 富士通研究所の2次元バーコード技術「FPCode」の技術と、ザクトが提供するFPCodeのエンコード技術「写ーゲット」を活用した。年間100万件のおみくじ配信を目指す。

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