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カシオの電卓が累計10億台に 記念モデル発売

» 2007年01月09日 19時28分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機は1月9日、電卓の販売数が12月末で世界累計10億台に達したと発表した。

photo 後列が「001」、前列左からカシオミニ(1972年)、SL-800(1983年)、fx-7000G(1985年)、EN-100(2006年)

 同社は1957年、リレー式の計算機メーカーとして出発。電卓は1965年、世界初のメモリー付きとして1号機「001」を発売したのが最初で、低価格でヒット商品となった「カシオミニ」(1972年)などで「電卓戦争」をシャープらと戦った。1983年発売の「SL-800」は厚さ0.8ミリのカードサイズで業界を驚かせ、同社の高密度実装技術はデジカメ「EXILIM」などにつながるお家芸になった。

 10億台を記念し、5000台限定カラーモデルを2月15日に発売する。サイレントタッチキーなどを搭載した「JS-20WK」をベースに、黒を基調にした配色にした。1万3440円(税込み)。

photo 限定モデル

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