「米人気オークションサイトのeBayが2月27日で閉鎖される」というデマを流してユーザー情報を盗もうとするスパムが見つかったと、セキュリティ企業のSophosが報告した。
デマメール本文には「eBayは度重なる不正利用が原因で2007年2月27日をもって閉鎖することを決めました。この件についてあなたのご意見をお聞かせください」と記され、eBayの存続を支持するかどうかを「イエス」か「ノー」をクリックして答えるよう促している。
どちらをクリックした場合でもeBayを装った偽サイトにつながり、そこからユーザーネームとパスワードを盗む仕掛けになっている。Sophosの調べでは、この偽サイトは英国企業のサーバをハッキングして運営されていることが分かったという。
eBayは米国で最もフィッシング詐欺の標的になりやすいサイト。Sophosによると、昨年の全フィッシングメールのうち75%以上がeBayと同社の決済システムであるPayPalユーザーをターゲットとしていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR