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» 2007年02月15日 18時16分 公開

Microsoft、「IBMが標準化を妨害」と批判

IBMが「標準化プロセスを利用して市場の選択肢を狭めようとしている」とMicrosoftは主張している。

[ITmedia]

 IBMがMicrosoftのXML仕様の標準化を遅らせようとしている――Microsoftはこのように批判している。

 同社は2月14日にWebサイトに掲載した公開書簡で、同社が独自のオフィス文書フォーマット「Open XML」を国際標準にしようとしていることに対し、IBMが反対キャンペーンを展開していると述べている。IBMはOpen XMLと競合するODF(OpenDocument Format)を支持している。

 「ODFが標準化団体で検討されていたときに、Microsoftはそのプロセスを遅らせようとはしなかった。顧客が文書フォーマットの標準化に関心を持っていることを認識していたからだ。これに対して、国際標準化機構(ISO)でのOpen XMLの最初の1カ月の検討期間において、IBMはこの仕様を検討しないことを求める国際的なキャンペーンを主導した」とMicrosoftは公開書簡で述べている。

 MicrosoftはIBMのキャンペーンを、「標準化プロセスを利用して市場の選択肢を狭めようとするあからさまな試み」とし、IBMのLotus NotesがOpen XMLをサポートしないのは偶然ではないと主張している。このキャンペーンが成功したら、ほかの関連する仕様が標準化団体で検討されるのも妨げられるだろうとMicrosoftは述べ、「選択肢を狭め、消費者に単一の規格を押しつけようとするキャンペーンには抵抗するべき」と主張している。

 IBMを批判する一方で、Microsoftは、同社は「顧客の意見に耳を傾けてきた。顧客は選択肢を、相互運用性を、革新を求めている」とし、Open XMLはこれらの目標をすべて達成すると確信していると述べている。

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