オープンソースブラウザFirefoxの脆弱性を修正したアップデートが2月23日、公開された。日本語版もリリースされている。
Firefox 2.0.0.2では7件の脆弱性が修正され、メモリ破損関連のクラッシュで任意のコードを実行される恐れがある深刻な脆弱性や、「location.hostname」に関するクロスドメインの脆弱性で他者サイトのcookieを操作できてしまう問題などに対処した。
Windows Vistaへの対応も強化されたが、デフォルトの場所にインストールしないとアップデートがうまくいかない、Windows Media Player (WMP)のプラグインが提供されていないなどの問題がいくつか残っている。
Firefox旧バージョンとインターネット統合アプリケーションのSeaMonkeyについても、Firefox 1.5.0.10とSeaMonkey 1.0.8が公開され、同じ脆弱性が修正されている。
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