米HPは5月8日、同社第2四半期(2〜4月期)業績の上方修正を発表した。売上高は255億〜255億5000万ドル、1株当たり純利益は64〜65セントとなる見通し。同社が前回決算時に発表していた2〜4月期の業績予想では、売上高を245億ドル、1株当たり純利益を57〜58セントとみていた。
上方修正の理由としてHPでは、パーソナルシステム部門とサーバ事業の好調を挙げる。さらに、同四半期中の自社株買戻しが進んだ影響で、1株当たり純利益も従来予想を上回る見通しとなった。
HPによると、7日夜に送信された社内向けの電子メールが、「不注意で」外部にも1件送信されてしまったという。この電子メールは、2〜4月期の同社の業績に関するもの。HPではこれを受け、同様の情報を8日の株式取引開始前に公開すべきと判断、このタイミングでの発表となったと説明している。
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