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» 2007年06月22日 08時58分 公開

娯楽・メディア支出、2011年には「ネットとモバイル」が50%以上に

娯楽・メディア産業は、今後一層、インターネットとモバイルに比重を置く形になる。

[ITmedia]

 米PricewaterhouseCoopersは6月21日、世界の娯楽・メディア(E&M)産業について今後の見通しを発表した。同市場は今後5年間、年率6.4%で成長し、2011年に2兆ドル市場を形成するという。

 同社がE&Mと呼ぶものには、映画、テレビ、音楽、ラジオ、ゲーム、新聞、雑誌、書籍、ビジネス情報、ネット広告、ネット接続、アミューズメント施設、カジノなど多様な産業が含まれるが、同社では、同市場の中でも、とりわけ「デジタルとモバイルの分野」は2けた台の成長が期待できるとし、2011年の両分野の支出を1530億ドルと予測している。

 同社によると、2006年から2011年にかけて、ブロードバンド接続世帯は3億から5億4000万へ、携帯電話加入者数は11億から34億へと拡大する見通し。こうした中、E&M市場ではネットとモバイルの重要性が高まり、家庭用コンピュータ、携帯電話、テレビを融合した「コンバージェントプラットフォーム」向けの娯楽・メディアに対する支出は、2011年には世界の娯楽・メディア支出の50%以上を占めるだろうという。

 世界の広告支出については、2006年の4070億ドルから、2011年には5310億ドルに拡大するとみられる。そしてネット広告支出は年率18.3%で伸びて2011年の市場規模は730億ドルとなり、全広告市場の14%を占めるようになると同社は予測している。

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