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So-netや角川など、“動画入り地域情報サービス”で新会社

» 2007年06月26日 20時08分 公開
[ITmedia]

 ソネットエンタテインメント(So-net)、角川モバイル、電通イー・リンクは6月26日、新会社「ソネット・カドカワ・リンク」を27日に設立すると発表した。飲食店など店舗情報の動画と地図を連動させた地域情報サイトを9月にオープンし、広告から収入を得る。

 資本金と資本準備金はそれぞれ2億3000万円で、ソネットと角川モバイルがそれぞれ43.5%、電通イー・リンクが13%出資。社長にはSo-netの宮口文秀氏が就任する。


画像 「地域情報探訪サイト」のイメージ
画像 スポット情報の詳細ページのイメージ

 ソネットのネット技術と、角川グループの動画や雑誌「Walker」シリーズなどのコンテンツ、電通イー・リンクの広告配信ノウハウを組み合わせ、地図と動画を組み合わせた地域情報サイトを構築する。

 新サイトは、スポット情報を地図上にアイコンで表示。スポットの詳細情報ページでは、店内の様子などを動画で確認できるようにする。スポット情報はリンクでつなぎ、各地のスポット情報を見てもらえるようにする。

 地域別の広告を収益源とするほか、動画を広告付きで外部の配信事業者に提供する事業も行う。地域情報以外の動画の制作も手がける計画だ。

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