環境保護団体Greenpeaceが、最新のエレクトロニクス企業環境対策ランキングを発表した。Appleが躍進し、最下位を脱出して4つ順位を上げた。
今回のランキングでは、NokiaがLenovoから首位を奪還した。最下位だったAppleは順位を上げ、ソニーが最下位に転落した。
このランキングは、各社の化学物質に関する方針や、製品の廃棄・リサイクルに関する方針・慣行に対する評価を基にしている。
| 順位 | 社名 | 前回(3月)順位 |
|---|---|---|
| 1 | Nokia | 2 |
| 2 | Dell | 4 |
| 2 | Lenovo | 1 |
| 4 | Sony Ericsson | 3 |
| 5 | Samsung | 5 |
| 6 | Motorola | 5 |
| 7 | 東芝 | 10 |
| 8 | Fujitsu Siemens | 7 |
| 9 | Acer | 9 |
| 10 | Apple | 14 |
| 11 | Hewlett-Packard | 8 |
| 12 | 松下電器 | 13 |
| 13 | LG Electronics | 12 |
| 14 | ソニー | 11 |
1位に返り咲いたNokiaは、多くの製品からPVC(ポリ塩化ビニル)を排除したことが評価された。逆転されたLenovoは、明確な国際的な回収プログラムがないことがマイナス要因となった。
前回、前々回と2回連続で最下位だったAppleは、5月に発表した環境計画が評価され、順位を4つ上げた。その一方で、ソニーは「一貫しない回収方針」が響いて最下位に転落した。
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