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カード詐欺、慈善団体への「寄付」で有効性を確認

» 2007年07月07日 08時09分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業の米Symantecは7月6日、インターネットで盗んだカード情報を使って慈善団体へ寄付するケースが頻繁に起きているとブログで報告した。

 同社によると、盗んだカード情報が実際に利用できるかどうかを確認するために、こうした手口が用いられているのだという。

 オンライン詐欺者らは、赤十字などの著名な慈善団体に、盗んだカード情報を使って小額の寄付を行う。寄付がうまくいくかどうかで、カード情報の有効性を確認する。

 このような手口が広がっているのは、慈善団体への小額の寄付であれば、クレジットカード会社に怪しまれにくく、カード所有者も見落としがちだからだとSymantecは指摘している。

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