英Synchronicaは7月11日、携帯電話から企業内データへのアクセスを可能にするソフト「Mobile Gateway 3.0」で、米AppleのiPhoneとMicrosoft Exchange間の同期が可能になったと発表した。企業内ネットワーク側でのファイアウォールの設定変更や追加ソフトのインストールなしに、iPhoneで企業メールにアクセスできるようになる。
Mobile Gatewayは、シームレスに企業ITインフラに統合できるミドルウェア。企業サーバからのメールの読み込みにMicrosoftのOutlook Web Access(OWA)を使用し、IMAPやSMTPを外部に公開する必要がないため、セキュリティ面での課題をクリアできるという。
Mobile Gateway 3.0は、NokiaやSony Ericssonなど、主要メーカーのさまざまなスマートフォンに既に対応済みで、今回新たにiPhoneにも対応。メールは、iPhone搭載のメールクライアントに直接配信され、iPhone内のアドレス帳とも連係できるという。
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