東芝は7月20日、ソニー製バッテリーパックを搭載したノートPCで発火事故があったとして、昨年1月から4月ごろに製造された「dynabook」「Satellite」シリーズ5機種約1万台で、バッテリーを無償交換すると発表した。昨年のソニー製バッテリー大規模回収時に交換を発表した機種とは異なる機種で、新たに3件の発火事故が起きたため、回収を決めた。
対象は「dynabook AX」「dynabook Satellite AW4」「dynabook TX」「dynabook VX」「Satellite A100」のうち一部モデルに搭載したバッテリーパック「PABAS067」「PABAS076」。対象機種はWebサイトで確認できるほか、対象かどうかを自動で調べられるプログラムも、同サイトで公開した。
発火の恐れがあるのは、対象機種1万台のうち5100台のみだが、残り4900台に混じって出荷されているため1万台すべてを回収・交換する。
バッテリーは、ソニーが一昨年の12月3日に製造したもの。東芝だけに納入されており、他社製PCに影響が及ぶ可能性は低いとしている。
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