ブラザー工業は8月6日、グリッドコンピューティング技術を応用した動画配信の実証実験を始めると発表した。多数のユーザーが同時視聴するピーク時の運用などを実環境で検証する。
グリッドを活用したオンデマンド配信システムとIPストリーミング放送システムを開発し、クライアント−サーバ方式と比べ、多数のユーザーに対し低コストに動画配信を行えるという。
実験サービスは8月16日から、「D-Stream」の名称でスタート。専用クライアントソフトを無償で配布し、ダンスの動画を24時間配信。好みのコンテンツをオンデマンドで選べる仕組みも備えた。
参加会員を増やして検証を進め、次世代のデジタルコンテンツ配信システムとして事業化を目指す。
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