新生銀行をかたるフィッシング詐欺メールが出回った問題について、セキュリティソフトメーカーのTrend Microは8月17日付のブログで、攻撃は念入りに計画されたものだとの見方を示した。
Trend Microによると、この攻撃は7月12日に表面化し、その後同月25日に再浮上した。これは日本の給料日に合わせたもので、攻撃が計画的に仕掛けられていることをうかがわせると分析している。
詐欺メールは英語で書かれ、ユーザーにリンクのクリックを促してフィッシングサイトに誘導しようとする。リンクのURLは一見、新生銀行の公式サイトのものに見えるが、HTMLタグに仕掛けがしてあり、ユーザーがクリックすると悪質サイトに誘導される。
ただ、標的とされているのは新生銀行に口座を持つ日本人のはずなのに、メールがなぜ英語で書かれているのかは疑問だとTrend Microは記している。
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