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オンライン金融、「申し込み途中で放置」が過半数――米調査

» 2007年09月12日 08時27分 公開
[ITmedia]

 銀行口座、クレジットカード、自動車保険、不動産ローンなど、オンラインで申請可能な金融関連商品はさまざまだが、これら申込書に入力した人の54%は、送信しないまま放置していることが、comScoreとForrester Researchの調べで明らかになった。報告書は世界200万人以上の行動データをもとに作成された。また両社は金融関連商品の申込書を送信しなかった568人に対し、メールによる調査を実施した。

 申込書の記入を始めたものの送信しなかった人のうち、49%は最初からその気がなかったと回答。特に預金口座関連では58%と比率が高く、一方クレジットカードは32%とやや低かった。その気になれない理由としては、「もっと商品情報が欲しい」が23%、「申し込む準備ができていない」が19%、「自分にその商品を申請する資格があるかどうか知りたかった」が14%だった。

 一方、申し込むつもりで記入を始めたものの、結局送らなかった人はその理由として、「途中で気が変わった」が12%、「プライバシーやセキュリティが気になった」が11%、「商品について担当者に説明を聞きたくなった」が11%だった。

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