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» 2007年09月15日 09時04分 公開

英大学、「べたべたくっつかないガム」を開発

ガムといえばくっつくものという、これまでの常識を覆す「くっつかないガム」が登場した。

[ITmedia]

 英ブリストル大学からスピンアウトした英Revolymerは9月14日、かんだ後でもべたべたくっつかない「Clean Gum」の開発に成功したと発表した。靴や衣類、道路や髪についても簡単に取ることができ、水で分解されるという。

 同社は地元市議会の協力を得て、歩道での実験を行った。2回の実験では、一般に売られているガムを4回歩道にはり付けたところ、3回ははり付いたままとれなかった。一方Revolymerのガムは、はり付けてから24時間以内では自然にはがれたという。

gum カーペットにはり付けての実験(手前の白いガムがClean Gum)

 ブリストル大学教授でRevolymerの最高科学責任者(Chief Scientific Officer)を務めるテレンス・コスグローブ教授によれば、両親媒性ポリマーをガムに加えることで、かんで捨てられたガムの界面特性を変化させ、粘着性を少なくさせる技術を応用しているという。

 同社は2008年の製品化を計画している。英国では廃棄されたガムを除去するのに、年間1億5000万ポンド掛かっているという。

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