患者の3Dアバターで医師を支援――IBMが開発
米IBMは9月26日、医師が患者の医療データを見る際に、診察時と似た状況を再現するインタラクティブな人体の3Dモデルを実現する、視覚化ソフトのプロトタイプを開発したと発表した。
同社のZurich Research Labが開発した新ソフト「Anatomic and Symbolic Mapper Engine」(ASME)は、人体を表すのに3Dアバターを用い、医師が患者のカルテをリアルに視覚化できるようにする。アバターの「身体」をクリックするだけで、その部位に関連する診察記録や関連情報を見ることができる仕組み。
患者が医師に背中の痛みを訴えた場合、医師は患者に過去の病歴を尋ね、診察を行う。その後で資料を探すが、患者の完全な病歴をすべて見つけるのは困難だ。しかしASMEシステムを利用すれば、3Dアバターの背骨をクリックするだけで、患者の背骨に関連する過去の疾患や診察結果を即座に検索できるようになる。
IBMはさらに開発を進め、音声認識技術をASMEに統合する計画という。
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