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映画業界、再び違法コンテンツへのリンク集サイトを提訴

» 2007年09月29日 08時19分 公開
[ITmedia]

 米国映画協会(MPAA)は9月27日、Cinematube.netとSsupload.comを著作権侵害の助長行為で提訴したことを明らかにした。

 被告の両サイトは、インターネット上に許可なく掲載されている著作権付きコンテンツへのリンクを集めたサイト。MPAAは、これらサイトは違法コンテンツへのリンクを分類、インデックス化することで著作権侵害を助長し、侵害行為から利益を得ていると主張している。

 両サイトともに、企業からの広告とユーザーからの寄付によって利益を得ているという。MPAAによれば、Cinematubeの1日当たりのユニークユーザー数は平均2万4000人以上、視聴件数は8万5000件以上。Ssuploadの1日当たりのユニークユーザー数は平均5万5000人以上、視聴件数は19万件以上になる。

 MPAAはロサンゼルスの米連邦地裁に訴状を提出、米著作権法の下で損害賠償と差し止めによる救済を求めている。協会は同様の訴訟を、この夏だけでPeekvid.com、YouTVpc.com、Showstash.comに対して起こしている。

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