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» 2007年10月11日 21時27分 UPDATE

“今、あえて”gooが新SNS 「gooブログいかす」

勢力図が確定したとみられるSNSにgooが乱入する。既存のサービスと連動させ、gooポータル全体の滞在時間を増やしたいという。

[宮本真希,ITmedia]
画像 gooホーム

 mixiの1人勝ちが確定したSNSに、gooがあえて今から新規参入する。NTTコミュニケーションズとNTTレゾナントは10月10日、gooのサービスを統合利用できるSNS「gooホーム」を開設した。

 「gooブログ」や、同日新設したソーシャルブックマークサービスなどを、SNS上でまとめて利用できるのが特徴。ユーザーに多様なサービスを利用してもらってgooポータル全体の利用時間を伸ばす狙いで、2年後に300万ユーザー獲得を目指すとしている。

画像 gooブックマーク

 gooホームは、gooIDを持っていれば誰でも無料で利用できる。日記やフォトアルバムなどSNSの基本機能を備え、日記は「gooブログ」を、フォトアルバムは「OCNフォトフレンド」の機能を利用する。同日公開したソーシャルブックマークサービス「gooブックマーク」とも連携し、ユーザーのブックマークランキングを表示できる。

 gooポータルで配信しているニュースや天気、テレビ番組情報の表示機能や、RSSリーダー機能も備えた。gooブログ向けブログパーツとして、gooホームのユーザーがブログを閲覧した際のアクセス履歴を確認できる「あしあとサービス(仮)」も12月に追加するほか、来春までに携帯電話向けサイトも始める予定だ。

 開発を始めたのは昨年12月。「SNSとしてはかなり遅い参入」とNTTレゾナントメディア事業部の上床昭人担当課長は認める。ただmixiと異なり、gooIDを持っていれば誰でも利用できるため「SNSに興味があっても、mixiのような招待制だと利用しにくい」というユーザーを取り込めると見る。


画像 NTTレゾナントポータル事業本部の大町雄一事業推進部長

 加えて同社には「gooブログ」などgooIDとひもづいたユーザー参加型サービスが数多くある。「mixiはニュースや音楽といったコンテンツを後から取り込むというアプローチだが、われわれは既にそのようなサービスを持っている。既存ユーザーを“お友達化”し、既存のサービスを友人関係をベースに利用できるようにする」(NTTレゾナントポータル事業本部の大町雄一事業推進部長)

 まずはgooブログのユーザーに使ってもらう狙い。gooホーム経由でブログを書けば、記事ごとに「友人までの公開」「非公開」など公開範囲を設定できるようになるため、「記事を特定のユーザーだけ公開したい」と考えているユーザーに使ってもらえるとみている。

 加えてgooIDの800万ユーザーや、NTTコムのISP「OCN」の600万ユーザー、NTTコム子会社が運営するISP「ぷらら」の二百数十万のユーザーを取り込んでいきたい狙いだ。

 広告を収入源にする。バナーやテキスト広告のほか、企業に公式コミュニティーを開設してもらうなど、SNSならではの広告手法も想定している。

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