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「Google Analytics」に新機能――サイト内検索の分析も可能に

» 2007年10月17日 08時21分 公開
[ITmedia]

 米Googleは10月16日、無料Web解析ツール「Google Analytics」の新機能追加を発表した。

 サイト内検索分析機能では、ビジターがサイト内検索で利用したキーワードなどやカテゴリなどのデータのほか、検索後のページ訪問パターンや、実際の商品購入にどれだけ結び付いたかといった分析も可能。Google Custom SearchやGSA、Google Miniのほか、他社が提供するサイト内検索エンジンにも対応する。近日中に世界中で公開予定。

 イベント追跡機能は、ビジターによるAjaxやJavaScript、Flash動画といったインタラクティブ機能の活用状況を測定できるもので、限定βとして公開する。

  同社は併せて、Google Analyticsの商用版である「Urchin Software」の限定βテスト開始を発表した。Google Analyticsが無償提供のオンラインサービスであるのに対し、Urchin Softwareは、企業のサーバにインストールして使う商用Web解析ソフトとなっている。同社が2005年に買収したソフトに改良を加え、Googleの製品として発売するもので、旧バージョンに相当する「Urchin 5」から、設定やデータを移行するためのツールを備えている。正式リリースの折には、Urchin 5の利用者にはUrchin Softwareを割引価格で提供するという。

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