ヤフーが10月24日に開いた2007年9月中間期決算説明会で、証券アナリストから「初音ミク」が画像検索でヒットしなかった問題について質問があり、同社検索事業部の井上俊一事業部長は「特に何か原因があった訳ではない。たまたま、機械的に拾ってくる部分でそこが対象になっていなかった」と説明した。
質問は「『初音ミク』がYahoo!JAPANの画像検索結果から消えたとネット上で話題になっているが、この問題が検索連動広告に影響を与える可能性はないか」という内容。同社の井上雅博社長は「問題の理解ができておらず、答えも知らない」と話し、井上事業部長にバトンタッチした。
井上事業部長は「ネットで騒がれた、画像が出ない問題だが、いろいろな取材に対してお答えした通り、特に何か原因があって結果が出なかった、という訳ではない。たまたまというか、機械的に拾ってくる中でそこが対象になっていなかっただけ。検索連動型広告に与える影響は特に現れていない」と話した。
また同社広報担当者は「『初音ミク』というキーワードをはじく設定になっていたわけではない」と説明し、「『初音ミク』という言葉が何らかの理由でNGワードに入っていたのでは」という見方を否定した。
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