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ユーザーが「勝手広告」携帯アプリで作成 JTBらが実験

» 2007年10月29日 21時28分 公開
[ITmedia]

 ジェイティービー(JTB)、ジェーシービー(JCB)、デジタルコンテンツの企画・制作を行うQOLPの3社は、専用の携帯アプリを使って自分が好きな飲食店や観光名所などの広告を作り、投稿できる「アドマップ」の実証実験を、10月30日から始める。

画像 広告イメージ
画像 アドマップ

 サイトで会員登録すると広告を作成・投稿できる。広告は、あらかじめサイトで登録された飲食店などを紹介する「勝手広告」と、観光スポットなどを紹介する「勝手に新名所」の2種類。専用の携帯アプリを使ってタイトルや写真を入力すると、スライドショー形式のオリジナル広告ができる。写真は最大20枚まで設定できるほか、スタンプや吹き出しで装飾することも可能だ。

 広告を店側が気に入れば、その店のサイトに掲載されたり、店の特典と交換できるポイントがもらえる。横浜市の中心部にある飲食店など60軒が対象で、今後順次追加する予定。

 JTBは投稿された広告から地域情報などを分析し、地元の事業者と協力して新たな旅行商品の開発につなげるとしている。JCBはユーザーの投稿を活性化させて店舗の集客につなげるほか、クリック数の多い広告を作成したユーザーにインセンティブを与えるなどといったことを検討していく。実験は2月末まで。

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