ミクシィは11月2日、米Googleが発表した複数のSNSで動作するアプリケーション開発のための共通API「OpenSocial」に対し、MySpace、Friendsterなどとともに賛同すると発表した。
OpenSocial APIを利用することで、ソーシャルアプリケーション開発者は、各SNS向けに個別のプログラムを作成する必要が無くなり、1つのアプリケーションを複数のSNSで動作させることができる。同社はmixiツールバー上などで稼働するWeb APIを順次OpenSocial仕様に変更して公開する予定。
ミクシィはOpenSocialに賛同する理由として、これまでmixiで提供してきたWeb API技術が、OpenSocialがSNSに対して要求しているWeb APIと同様の技術で親和性が高いことや、同社のサービスの方向性とOpenSocialの理念が合致していることを挙げている。また、SNSをリードする企業としてWeb APIの標準化に貢献し、利用者の利便性向上やインターネット業界全体の価値向上に繋げたいという。
今後は標準技術を利用したmixi外へのWeb APIだけでなく、サードパーティーがmixi向けのアプリケーションを自由に構築・運営できるようなプラットフォームを構築したいとしている。
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