米TiVoは11月8日、デジタルビデオレコーダー(DVR)使用世帯の調査パネル「Power||Watch Consumer Panel」から収集した視聴動向および属性データを、広告主などに提供するサービスの開始を発表した。使用するのは、同意を得た2万世帯分のデータ。同社の視聴率情報サービス「Stop||Watch」と組み合わせることで、視聴者層別の視聴率リポートなどが作成できるとしている。企業に提供される視聴者属性データは、すべて匿名になっている。
TiVoでは、Power||Watchへの参加世帯に対し、四半期ごとにオムニバス調査を実施する計画。Stop||Watchサービスの利用企業も、自ら質問を設定するなどして調査に参加できるという。
Power||Watchでは、各世帯の基本的な視聴者属性情報のほか、各世帯が所有するTiVoの台数や加入期間、ブロードバンド接続の有無、番組の受信方式(CATV、衛星など)といったデータも扱っており、今後もデータの種類を増やす計画だという。
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