日本テレビ放送網、セブン&アイ・ホールディングス、電通の3社は11月26日、ショッピングサイトを運営する新会社「日テレ7」を設立すると発表した。テレビ、インターネット、小売りを結びつけた「全く新しい次世代型のショッピングポータル」を開設し、来年4月に本格的にサービスを始める計画だ。
新会社は12月上旬、資本金4億8000万円で設立する。日本テレビが51%を出資し、社長には日テレ・グループ・ホールディングスの山根義紘副社長が就任する。セブン&アイ・ホールディングスは20%、セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、セブン&ワイは5%ずつ、電通は14%を出資する。
新会社は、テレビ番組と連動したショッピングポータルを運営し、日本テレビやセブン&ワイグループなどのECサイトと連携させる。またテレビ番組と連携したオリジナル商品の企画開発や、広告・マーケティング事業も展開していく。
「テレビ番組を軸にネットと小売り業を融合させる、という事業は全く新しいユニークなビジネス」としており、テレビの情報発信力、セブン&アイの商品販売力、電通の広告・マーケティングノウハウを合わせ、「これまでにない番組視聴スタイルや商品購入スタイルを創造する」という。
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