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図書の自動返却システム、公共図書館に初導入

» 2007年11月27日 15時32分 公開
[ITmedia]

 NECと日本ファイリングは、図書の自動返却・仕分けシステムを、さいたま市立中央図書館(11月29日開館)に導入する。同システムの公共図書館への導入は国内初という。

 図書を返却口に入れ、専用端末のボタンにタッチするだけで返却できる。図書に付けたICタグやバーコードを読み取り、図書ごとに決められた場所までベルトコンベアで搬送する。

 同図書館は自動貸し出しシステムも導入し、窓口業務をほとんど無人で行えるようにする。

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 返却システムは、NECがソフト開発とシステムインテグレーションを、日本ファイリングが装置の開発・製造を担当。今後3年間で50以上の図書館への導入を見込んでいる。

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