米Yahoo!は1月7日、米ラスベガスで開催中の2008 International CESで、デザインを一新したモバイル用Webページのβ版と、最新バージョンのモバイルクライアント「Yahoo! Go 3.0」のβ版の公開を発表した。
新しいWebページはユーザーインタフェースを改善。ページを立ち上げると、新規メールやYahoo! Messenger上の友人のオンライン状況などの最新情報が、各サービスへのログインなしで確認できる。表示するウィジェットやWebサイトへのリンクなどのカスタマイズも可能。新Webページは、米AppleのiPhoneやNokiaのSeries 60端末のほか、一部のWindows Mobile対応端末のブラウザで、米国内で利用可能。数カ月以内に対応する端末とブラウザをさらに増やし、米国外でも利用できるようにする。
Yahoo! Goは、Yahoo!のWebメール、検索、アドレス帳、地域情報検索サービスなどを、携帯電話から利用できるようにしたアプリケーションで、最新バージョンではより直感的で機能的なデザインを採用したという。Yahoo!は同日、モバイルアプリの開発プラットフォームを発表したが、Yahoo! Go 3.0では、このプラットフォームを使用したサードパーティーによるウィジェットへのアクセスが可能だ。
Yahoo! Go 3.0は米国で利用でき、30機種以上の携帯端末に対応する。対応端末は今後数カ月で数百機種に拡大する見通しだとしている。Yahoo! Go 3.0では、ディスプレイ広告の配信も行われるという。
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