米国映画協会(MPAA)は1月22日、2005年に発表した映画の違法コピーに関する調査に誤りがあったことを認めた。
問題の調査はコンサルティング企業LEKに委託したもので、映画の違法コピーによる世界経済への影響を包括的に調べるためのものだった。この調査は、映画業界の米国での損失の44%は大学生の海賊行為が原因だとの結論を下していたが、この数字は不正確で実際よりも大きかったことが、最新の調査の際に明らかになったという。
2007年の調査では、米大学生の海賊行為による損害額は約2億5000万ドルで、業界の損失のおよそ15%を占める。
MPAAは、このミスを深刻に受け止め、原因究明と最新の報告書の精度を証明するための対策を取ったとしている。
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