米証券取引委員会(SEC)は2月15日、公式Webサイトの新機能「Financial Explorer」を発表した。上場企業がSECに提出した財務情報を、表やグラフで簡単に分析できる。
SECは、eXtensible Business Reporting Language(XBRL)というデータ形式の導入を進めており、Financial ExplorerはそのXBRL形式のデータが対象。米Microsoftや米Adobe Systemsなど、同形式で財務諸表を提出している74社のGAAP(一般会計原則)ベースの財務情報にアクセスでき、売上高やキャッシュフロー、資産や負債額、各種財務比率などをグラフで見ることができる。データを企業間で比較することも可能。Financial Explorerはオープンソースで、ソースコードは無料で公開されている。
SECはほかにも、XBRL対応のビューワとして、財務データ分析用ツールと役員報酬の閲覧・比較用ツールをサイト上で公開している。
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