ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

Apple、SANファイルシステム「Xsan 2」をリリース

» 2008年02月20日 08時29分 公開
[ITmedia]

 米Appleは2月19日、Mac OS X向けのSAN(ストレージエリアネットワーク)ファイルシステムの新版、「Xsan 2」のリリースを発表した。Mac OS X Leopard、Mac OS X Server Leopardと完全に統合して動作し、新たにサードパーティー製の各種RAIDストレージでも使えるようになった。価格は1ライセンス当たり11万9800円。

 管理ツールXsan Admin 2は再設計され、セットアップと運用が簡単に行えるようになった。また新採用のMultiSAN機能により、1台のワークステーションから複数のSANにアクセスできるようになった。

 Mac OS X Leopardに対応しており、Spotlight、Cover Flow、Quick Lookといった主要な機能を活用できる。またMac OS X ServerのiCal Server、Mail Server、Podcast Producerなどの機能からもXsan 2のクラスタファイルシステムを利用でき、こうすることでパフォーマンスとスケーラビリティを向上させ、1台のサーバに障害が発生した場合でも、全体への影響を最小限に抑えることができるとしている。

 Brocade、QLogic、CiscoなどのXsan対応Fibre Channelスイッチおよび、AppleのXserve RAID、Promise TechnologyのRAIDソリューションをサポートする。

関連キーワード

Mac OS X | Leopard | SAN | Apple | RAID | サーバ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.