「新VIERAは、パワーアスリート画質」――松下電器産業は、薄型テレビ「VIERA」の新機種を4月10日から順次発売する。全機種でフルハイビジョンに対応。高画質と「ビエラリンク」で「北京オリンピック観戦に最適なテレビ」としてアピールしていく。
プラズマは上位の「PZ800シリーズ」3機種(50V、46V、42V)を4月20日に、中位の「PZ85シリーズ」2機種(46V、42V)と下位の「PZ80シリーズ」3機種(50V、56V、42V)を4月10日に、液晶は上位の「LZ85シリーズ」2機種(37V、32V)と下位の「LZ80シリーズ」2機種(37V、32V)を4月10日に発売する。それぞれオープン価格で、実売予想価格は20万円〜50万円前後。
「深紅や紫のコスチューム、金メダルなどを色鮮やかに表現し、スタジアムにいるような臨場感を味わえる」――同社パナソニックマーケティング本部の西口史郎本部長は、新VIERAの画質をこうアピールする。
プラズマパネルには新開発の「ダイナミックブラックレイヤー」を搭載し、コントラスト比を世界最高の3万対1まで高めた。色の再現性にもこだわり、上位の「PZ800シリーズ」には、デジタルシネマで上映時に使われている色再現領域をほぼカバーするという「広色域プラズマパネル」を搭載した。
液晶は広視野角の「フルハイビジョンIPSαパネル」を搭載。120コマ/秒で再生する「フルハイビジョン新Wスピード」や、コントラスト比を1万対1相当に高める「フルハイビジョン新WコントラストAI」で、スポーツの激しい動きも高画質に再現できるようにした。
「オリンピックはつなぐが勝ち!」――テレビとデジタル家電などをネットワークでつなぐ「ビエラリンク」機能も強化し、オリンピック観戦に便利な機能として訴求していく。
放送中の番組を一時停止できる「番組キープ機能」を新たに装備。リモコンの専用ボタンを押すと自動で「DIGA」に番組を録画し、見終わると消去する仕組みだ。「オリンピックの名場面も見逃す心配がない」
屋外に設置したセンサーカメラとLAN接続し、テレビ画面で外の様子を確認できる機能も搭載。「観戦中に外が気になっても、テレビの前から離れる必要がない」とPRする。スピーカー内蔵のテレビ台「ラックシアター」には、番組に合わせて「スタジアム」「シネマ」などサウンドモードを自動で切り替える機能を備えた。
テレビCMには従来通り小雪さんと、綾瀬はるかさんが出演する。小雪さんは「新VIERAはスポーツを見るのにぴったり。感動が一層深まると思う」と話した。
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