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ビクターの顧客情報がWinny・Shareで流出 社員の個人PCから

» 2008年04月01日 09時36分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは3月31日、顧客の個人情報が書かれた書類が、社員3〜4人の個人PCから「Winny」「Share」ネットワークに流出したことが分かったと発表した。流出した情報が不正に利用されたという報告はないとしている。

 流出したのは、同社製品のメンテナンスに関する書類などで、氏名や住所、電話番号など個人情報54件と、企業や官公庁の情報約800件が含まれていた。

 同社社員の個人PCがWinnyやShareのウイルスに感染して流出した。2月中旬に外部からの指摘を受け、社員1人のPCから流出したことが発覚。同社が調べたところ、新たに2〜3人の社員のPCからも流出していたことが分かった。

 流出した情報の不正利用は確認されていないという。対象の顧客には個別に連絡して報告・謝罪する。

 同社は「今後、個人のPCで業務情報を扱わない、個人PCに業務情報がある場合はすべて削除するなど、ルールの再徹底を図る」としている。

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