着うた利用率、着メロを初めて上回る 着うたフル入手先は無料サイト・RIAJ調査
着うた・着うたフルの普及が進んでいる。日本レコード協会が4月2日に発表した「2007年度音楽メディアユーザー実態調査」によると、着うたの利用率は28.9%で、初めて着メロ(27%)を上回った。
音楽ユーザーの実態を知るためにRIAJが毎年実施している。今回は昨年10月、首都圏の12歳~69歳の男女1200人に対して、質問紙で調査した。
着うた・着うたフルの利用率が高まり、普及が進んでいる。利用率は、着うたが28.9%、着うたフルが15.5%。着メロは前年から16ポイント減の27%となり、着うたの利用率を調査開始から初めて下回った。
それぞれの利用者の過去半年間のダウンロード平均数は、着うたが11.1曲で、前年から1.2曲増。着うたフルは14.5曲で前年比3.6曲増えた。着メロは8曲で同0.3曲減だった。
着うたフルユーザーは、携帯電話に着うたフルを平均18.9曲保存している。入手先は、「無料サイトからのダウンロード」が最も多く、有料サイトからのダウンロード数の約3倍だった。
着うたと着うたフルでは利用目的が異なっている。着うたは「着信音として利用する」が最も多かったが、着うたフルは「好きな曲を聴くため」が最も多かった。
着うた・着うたフル以外の有料音楽配信サービスを半年以内に利用した人は、0.8ポイント増の5.4%。大学生や20代の利用が特に多く、大学生・専門学校生の男性が11.2%、女性が10.2%、20代社会人の男性が11.4%、女性が11.9%だった。
利用する理由で最も多いのは「必要な曲を手に入れられる」(62.1%)。有料音楽配信サービス対する最大の不満は「ジャケット・歌詞カードがない」(37.5%)で、「値段が高い」(32%)「コピー・転送ができない」(24.3%)という回答も多い。
CD市場を年代別シェアで見ると、50~60代の拡大が続いており、30~40代の縮小が進んでいる。50~60代は37.8%(同6.5ポイント増)、30~40代は26.3%(同8.7ポイント減)、中学生~20代は35.8%(同2.2ポイント増)だった。過去半年間の平均CD購入枚数は、アルバムが2枚、シングルが0.8枚だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
-
2
「Androidのマイナンバーカード」提供へ 20日から 物理カードなしでも本人確認など可能に
-
3
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
-
4
「OpenAIの文化は壊れている」──安全性報告書を統括した従業員が退社し、寄稿
-
5
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
6
再び浮上した「クレカ表現規制問題」 クリスタやpixiv FANBOXの騒動からマンガ家が感じた不安と焦り
-
7
免許証の悪用防ぐ届出集中、CIC・JICCで手続き遅延 タイムズカー情報流出直後に
-
8
「アバハウス」全顧客の情報漏えいか 会員・受注DBに不正アクセス 「不審な返金メール届いた」報告で判明
-
9
第一生命に不正アクセス 従業員情報12万人分漏えいか 退職者も対象
-
10
日経社員アカウントからなりすましメール9000件 「Microsoft 365」に不正ログインか
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR