NECは4月18日、2008年3月期の連結業績予想を修正し、営業利益が従来予想から200億円増の1500億円になる見通しだと発表した。携帯電話端末や半導体などが改善した。
売上高は、エレクトロンデバイス事業やその他子会社の売り上げ減などから、前回予想から900億円減の4兆6100億円にとどまる見通し。経常利益は、営業益の増加に加えて持分法投資損益の改善などもあり、前回予想から300億円増の1100億円になる見込み。
ただ、市場環境の悪化を受けて資産売却を中止したほか、NECトーキンの構造改革費用、繰延税金資産への評価性引当金の計上などがあり、純利益は前回予想から120億円減の180億円になる見通し。単独では、前回予想から410億円悪化して110億円の最終赤字を見込む。
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