カシオ計算機が5月1日発表した2008年3月期の連結決算は、営業利益が前期比21.5%減の377億円だった。デバイス事業の不振などが響き、6年ぶりに減益になった。
売上高は0.4%増の6230億円と、ほぼ横ばいながら6年連続で増収。デジカメ「EXILIM」シリーズや電子手帳、時計が好調だったほか、「EXILIMケータイ W53CA」「「Woooケータイ W53H」が下期にヒット商品になった。
経常利益は25.1%減の310億円。カシオマイクロニクスのフィルム事業譲渡による特別損失を計上し、最終利益は51.5%減の121億円だった。
今期の連結業績予想は、売上高が6300億円(1.1%増)、営業利益が470億円(24.5%増)、経常利益が170億円(61.2%増)、純利益が230億円(88.7%増)。
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