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日本HP、x86サーバ「HP ProLiant」の新製品発売

» 2008年05月27日 09時59分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は5月26日、x86サーバ「HP ProLiant」の新製品として、高密度ブレード型サーバ「BL2x220c Generation 5」と、4プロセッササーバ「DL580 Generation 5」の最低構成1プロセッサモデルを発売した。中堅〜大規模環境向けラインアップを拡充する。

 BL2x220c G5は、1台のハーフハイト・ブレードサーバにサーバノードを2台格納したユニークなブレードサーバ。1ノードには電源スイッチ、2基のクアッドコアXeon、HDDなどを搭載し、それぞれ独立したサーバとして利用でき、HPのサーバ管理ソフトウェアで個別に管理することも可能だ。サーバ2台より少ない消費電力で、従来の2プロセッササーバ2台分に相当する性能を持ち、設置スペース削減が可能になるという。WebアプリケーションなどCPU性能を要する用途に最適という。

 DL580 G5には、プロセッサ1基の最小構成モデルを追加し、最小構成価格を従来の約3分の1にした。将来の拡張を検討しているが、当初の導入費用を抑えたい仮想化プラットフォームやデータベースサーバなどに最適という。

 価格は、BL2x220c G5は73万5000から、DL580 G5の新モデルが49万9800円から。6月下旬に出荷を始める。

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