「携帯業界の新しい1日の始まりだ」――「iPhone 3G」発売カウントダウンイベントが7月11日昼に「ビックカメラ有楽町店」(東京都千代田区)で開かれ、ソフトバンクモバイルの孫正義社長が登場。「携帯ではなくPCが手のひらの上に来た感じ。やっぱりスティーブ・ジョブズは天才だ」と興奮気味に語った。CMキャラクターの上戸彩さんもカウントダウンに参加し、「iPhoneが欲しい」と話した。
同店でのiPhone発売は11日正午だったが、10日の午後7時ごろからiPhoneを求める列ができ、正午の発売時には建物を一周する長さになっていた。先頭に並ぶ男性は「楽しみの一言に尽きる」、その後ろに並んでいた男性は「購入したらまずは操作性を試したい」と話していた。
発売の10秒前から上戸さんらがカウントダウンし、正午過ぎ、並んでいた人の中から抽選で選ばれた1人の男性に、上戸さんが直接iPhoneを手渡した。
すでにiPhoneを使っているという孫社長は「これまでの携帯は音声とメールだけだったが、iPhoneではネットがこんなに快適なんだと感動する。音楽も楽しめる。ゲームもたくさん『App Store』からダウンロードできる。触り始めると1日があっという間に過ぎる」と絶賛。同社の宮内謙副社長も「いよいよ本当の意味でインターネットマシンがスタートする」と話した。
上戸さんは孫社長のiPhoneを見て、「孫さんはすでに使っているんですね。いいなー。すごい欲しい!」とうらやましがり、「説明書を読まなくても使えそう。iPhoneはネットが高速らしいので、ネットサーフィンして楽しみたいです。仕事で地方に行くときは、GPS機能を使いたい」と話した
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