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MS、マウス特許侵害で台湾のPrimaxを提訴

» 2008年08月01日 08時28分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは7月30日、同社のマウスに関する特許を侵害したとして、台湾のPC周辺機器メーカーPrimax Electronicsを米国際貿易委員会(ITC)に提訴したことを明らかにした。

 Microsoftが侵害されたとするのは、同社のハードウェア技術「U2」「チルトホイール」「拡大鏡」。U2はマウスや周辺機器を接続するときにポートを自動識別する技術、チルトホイールは上下左右に回転するスクロールホイールによるカーソル制御技術、拡大鏡はマウスによる画面拡大技術。同社は20社以上にこれらのライセンスを供与しているが、Primaxは何年もの間無断で使用してきたという。

 Microsoftは過去数年にわたり、Primaxに繰り返しライセンス契約についての話し合いを求めてきたが、同社がこれに応じないため、提訴に踏み切ったとしている。

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